サムネイルは、視聴者が動画をクリックする前にいちばん最初に目にするものです。YouTube自身の調査でも、成績のよい動画の90%はカスタムサムネイルを使っているとされています。よいサムネイルは、中身を一切変えずにクリック率(CTR)を2倍にも3倍にもできます。
YouTubeサムネイルの正しいサイズは?
YouTubeが推奨している仕様は次のとおりです。
| 項目 | 推奨値 |
|---|---|
| 最適な解像度 | 1280 × 720ピクセル |
| 縦横比 | 16:9 |
| 形式 | JPG・PNG・GIF |
| 最大容量 | 2 MB |
| 最小解像度 | 640 × 360ピクセル |
💡 サムネイルは必ず1280 × 720pxで作りましょう。これより小さいと、大画面のパソコンやテレビのYouTubeでぼやけて見えます。
クリックされるサムネイルの5つの要素
1. 大きく読みやすい文字
サムネイルは多くの画面でごく小さく表示されます。文字は3〜5語程度までに絞り、大きな太字フォントを使いましょう。Bebas Neue、Anton、Impactといった書体はまさにこのために作られたもので、幅120ピクセルの縮小表示でも読み取れます。
2. 表情のある顔
驚き、喜び、衝撃といった感情がはっきり出た顔が入っているサムネイルは、CTRが目に見えて高くなります。人の脳は表情に本能的に引きつけられるからです。
3. はっきりしたコントラスト
背景と対照的な色を選びましょう。暗い背景に白い文字、青い背景に黄色い文字などです。コントラストがあれば、画質のよくない画面でも文字が読み取れます。
4. まとまりのある背景
文字を浮き立たせるために、背景を少し暗くします。30〜50%の黒を重ねる程度で十分で、背景も見えたまま文字が読めるようになります。
5. 見た目の統一感
同じチャンネルのサムネイルには、ひと目でそれと分かる統一感を持たせましょう。色をそろえ、書体をそろえ、雰囲気を近づけます。タイトルを読む前にチャンネルだと分かるのが理想です。
無料でサムネイルを作る手順
YouTubeサムネイルツールはYouTube専用に作られていて、最初から1280 × 720pxに設定されています。
- YouTubeサムネイルツールを開きます
- 背景になる写真(動画のワンシーンなど)を読み込みます
- 必要なら、背景を抜いたPNGの自分の写真も読み込みます
- 好きな書体と色で動画のタイトルを入れます
- 文字を目立たせるために、周辺減光やグラデーションなどの効果をかけます
- JPGかPNGでダウンロードすれば、そのままYouTubeにアップロードできます
CTRを下げてしまうよくある失敗
- 文字が小さすぎる: 腕を伸ばした距離で読めないなら、その文字は小さすぎます
- 文字を詰め込みすぎる: 5語を超えてCTRが上がることはほとんどありません。少ないほうが伝わります
- コントラストのない配色: 白い背景に黄色い文字では、ほぼ読めません
- 行きすぎた釣りサムネ: 内容と違うサムネイルはCTRこそ上がりますが離脱も増え、結果としてアルゴリズムの評価を下げます
- YouTubeの自動サムネイルをそのまま使う: YouTubeは動画から自動で3コマ切り出しますが、それがよい絵になることはめったにありません